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「どうしました?」
「……俺は自分で言うのもなんだが、妙な偏見は持たないタチでね。
お前さんがゲイだろうとバイだろうと構わんし、付き合いを変えようとも思わんが」
「……」
「解らんのは、なんで対象が俺なのかってことだ」
傀は口元で薄く笑うばかりで何も言わない。
安永は苛立ったように乱暴に、ばりばりと整えた髪をかき回した。
「お前さんくらい見目が良くて金回りも良けりゃ、女も男も不自由しないだろうに。
それがどうして、こんなオッサンなんかに……」
執着するのか……という安永の疑問は、薄く冴えた傀の唇に吸い取られて消える。
白い手のひらで安永の両頬を挟み込んで上向かせ、
見開かれた安永の小さな瞳の色を堪能するように薄く開いた傀の瞳は漆黒で。
その目元に含んだ淡い色香に、背筋をゾワリと撫で上げられるような快感が走った。
「今日は嫌がらないのですか」
「……嫌がって欲しいのか?」
「いえ…… ただ」
傀には珍しく、少し言葉を選ぶような仕草をみせて。
「嫌がらないなら期待をしますが」
「!」
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傀がニセモノすぎ。
なんにせよ、安永さんって傀の特別だと思います。
もう少し肉付けして拍手御礼にするつもりだったけど、
一向に進まないわ、あまりにネタがマイナーだわでこちらへ。
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